【#011】JOEさん

FJTA会員紹介リレー、第11回の紹介は JOEさんです。
それではよろしくお願いします。

はーい!!よろしくお願いします!

ノリのいい感じですね!
それでは早速、質問させていただきます。
タンゴ歴は何年ですか?

1998年からやっていますので、今年で24年になりましたねーーながーー(汗)

ベテランですね!

タンゴを始めたきっかけは何ですか?

浅草のソウルバーに通っていたとき、常連だったお客様に桑原和美先生がいたんですよ。
そこでタンゴダンサーになれってスカウトされました(笑)

えっ、唐突ですね(笑)

いや、この話をすると長くなるので、ざっとダイジェストで説明すると、和美先生を中心としたユニット Tango Love をきっかけにタンゴのすばらしさ、楽しさを知り、脱サラしてダンサーになろうと決意しました。

ざっくり説明するのが上手いですね(笑)要点をつかめた気がします。

現在、タンゴについてどのような活動をされていますか?

恵比寿のダンススタジオ STUDIO-J を2006年に設立して以来、主にタンゴレッスン、ショー、イベント企画などをやっております。

ダンススタジオの方も長いですね。

タンゴにおける得意分野は何ですか?

主にショータンゴで、ガンガン動くのが好きです、持ち上げるのも好きです(笑)
サロンだと、ダリエンソとか、音刻んだり、止まったりするリズム系やプグリエーセなどの溜めの強い曲で踊るのもテンション上がります。

なるほど、踊りの動きを楽しむ感じでしょうか。「持ち上げるのも好き」にうけました(笑)

好きなオルケスタを教えてください。

うーーたくさんあって難しいですね。
あえて選ぶなら、ベタですが、Juan D’Arienzo 楽団、Osvaldo Pugliese 楽団、Carlos Di Sarli 楽団ですね。

王道ですね。私の場合、タンゴを始めてから好きな時期が何周かしています。

好きなタンゴの曲を教えてください。

これもたくさんあって選ぶのが難しいですが…
しいて選ぶなら La Mariposa(Osvaldo Pugliese)、Pura Trampa(Juan D’Arienzo)、Mala Junta(Osvaldo Pugliese)。

私は『Mala Junta』のあの笑い声と口笛と切ないメロディーとバリアシオンが大好きです。もちろん Julio De Caro 楽団のもいいですよね。

好きなワルツ、ミロンガの曲を教えてください。

ワルツは Desde El Alma(Osvaldo Pugliese)、Acuérdate De Mi(Carlos Di Sarli)、Viejo Portón(Rodolfo Biagi)。

ミロンガは Mano Brava(Aníbal Troilo)、Pena Mulata(Roberto Firpo)、Arrabalera(Francisco Canaro)などです。

一言でワルツ、ミロンガと言っても、いろいろな雰囲気がありますよね。

尊敬するタンゴダンサーを教えてください。

うわー難しいですね。
私はYouTubeでけっこう研究するので、たくさんいすぎて悩んでしまいますが…
ここはあえて、ブエノスアイレスでお世話になった師匠たちを選ばせていただきます!
カルロス・リバローラ、アンヘル・コリア、ホルヘ・トーレス。

今はYouTubeなどで研究もできそうですが、実際に見たり指導してもらって得られるものとは比較にならないですよね。

タンゴを踊る上で大切だと思うことは何ですか?

男性の生徒さんにもよく言っているのですが、”思いやり”かと。
特にミロンガで踊るのって、すべてそれかと。もちろん上手い下手とかあるけど、どれだけ相手に対して、気持ちよく、楽しく、愉快にしようという気持ちですかね。女性は、ガンガンステップやるから楽しいわけでなく、やさしく、音楽にあったリードで心地よくなるものですからね。
女性も男性に思いやりですね、特にビギナーにやさしくとか。

思いやり…大切ですね。それがあるだけで全く違う踊りになるでしょうね。

JOEさんにとってタンゴの魅力は何ですか?

多すぎて難しいですねー。
でも大まかに言えば…

・男女が近づいて踊ることによる、気の交換での癒し効果
・音楽を聴いて一緒に踊る快感
・大人の社交場で色々な方と会える楽しみ
・体を動かす爽快感

など、心にも体にも良いことがたくさんあります。
楽しく健康になれることですね。

たしかに。タンゴを始めてどんどん素敵になっていく人いますよね。

タンゴを踊っていて良かったなと思うことは何ですか?

そうですね、自分でやりたいアーティスト活動、振付やったり、楽しい企画もののイベントやったり、イベントが成功したときの充実感、ビギナーの生徒さんがミロンガで楽しく踊ることができたときの笑顔が見れたり、たくさんあります。

活動一つ一つに喜びがありそうですね。

抽象的な質問ですが、JOEさんにとってタンゴとは何ですか?

恩返しするものかな?
昔これでも8年サラリーマンやっておりまして、脱サラして、ブエノスアイレス行って、帰国してJOEタンゴ作って、スタジオ作って、あっと言う間に時が過ぎたけど、タンゴでつらいことも楽しいこともたくさんあって、タンゴを通じてめちゃめちゃ人生勉強させてもらいました。
ついては、タンゴを通じて役に立てることをしたいとなーと思ってます。
タンゴ人口増やすの頑張ったり、業界盛り上げたり、タンゴで健康になってもらったりなど、タンゴで勉強させてもらった分、少しでも恩返しをという気持ちですね~。

なるほどー。つらいことも楽しいこともあったけれど、充実していたということなのでしょうね。
仕事のモチベーションに恩返しの気持ちが含まれているのは素敵なことですね。

そういえば、紹介者のヒロキさんが、JOEさんプロデュースのイベントが楽しい!とおっしゃっていました。
イベントをされるときに意識していることなどはありますか?

そうですね… 一番意識しているのは、”まったくタンゴを踊ったことがない人でも楽しめる場所づくり”でしょうか?

タンゴ人口が増えないと踊ってくれる人はいずれいなくなってしまいますし、マニアックになると、初めての方は馴染めなくてタンゴへの興味がなくなってしまいます。

私がCLUBイベントをやっているときによく聞く言葉があって、
”初めて踊る人を連れていくには、JOEさんのPARTYが一番!”
うれしい言葉ですね。今後もCLUBイベントなどを開催しようと思っていますが、軸をぶらさず、やっていきたいと思います。

うーん、素敵ですね!
初めのうちは本当に緊張しますよね。私も緊張しながらミロンガのドアを開けたことを覚えています。今では良い思い出ですが(笑)

今日は、JOEさんが大切に思っていることなど、なかなか聞けない話を聞くことができておもしろかったです。

紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

では、昔から付き合いの長い、Eugene(ユージン)先生にバトンを渡したいと思います。

わかりました。依頼してみます。
どうもありがとうございました。


JOEさんの情報

https://www.joetango.com/

【#010】吉田ヒロキさん

FJTA会員紹介リレー、第10回の紹介は 吉田ヒロキさんです。

タンゲーロくん、どーもー!

あっ、どうもよろしくお願いします。
とてもエネルギッシュで快活な印象ですね。

よろしくお願いしまーす!

それでは早速、質問させていただきます。
タンゴ歴は何年ですか?

はい、14年弱です。

タンゴを始めたきっかけは何ですか?

私がタンゴに出会って始めたきっかけなんですが、少し変わったいきさつでして、女優の杉本彩さんとの出会いに始まります。
あの方とお会いしていなければ、おそらく今現在タンゴをやっていないと思います。

えーっ、すごい始まり方ですね!
ぜひ詳しく聞かせてください。

今でもその時のことを鮮明に覚えていますが、今から14年前、当時私が住んでいた桜新町の行きつけのフレンチ居酒屋のマスターから「どうしても会わせたい人が来てるからすぐに店に来て欲しい」と連絡があり行ってみるとそこに杉本彩さんがいらっしゃっていてびっくり!?

彩さん曰く「お店のアルバムの写真に写っていた貴方を見て、このラテン系の男性とぜひ会いたいとマスターに話したら呼んでくれたんです」との事でした。

おー、杉本彩さんからのアクションだったのがさらに驚きです。

それから2時間ほどシャンパンをご一緒していましたら彩さんから突然「吉田さんタンゴやりませんか?」とお誘いを受け、彼女が主催するレッスン会に明後日から来てほしいとの事。

タンゴやペアダンスを全く知らない私:「タンゴって??? あ、オーレィッ!ってやつですか?」
彩さん:「それはフラメンコです笑」
私:「僕になんかできますかね~?」
彩さん:「大丈夫!あなたラテン系だから!」

…とかなり強引な(笑)タンゴナンパを受け、結局2日後のレッスン会に行く羽目に^^;
そして、そこで講師を担当していたシンゴ&アスカ先生に習い始めることになったわけです。

おもしろいですねー!そんなドラマみたいなことが起きるんですね。
私的には、杉本彩さんが主張する大丈夫である理由がツボです(笑)

現在、タンゴについてどのような活動をされていますか?

札幌に移転してから4年近く経ちます。
FJTAの北海道支部長として、北海道のタンゴファンの皆さんがタンゴをより楽しめるように、またタンゴファンをもっと増やしていくために、札幌を拠点として数ヶ所開催されるミロンガなどのタンゴシーンへの応援と、ミロンガ、レッスン、プラクティカなどの自主開催を含め、北海道のタンゴ普及活動をしています。

また、東京にいる時にJoe先生と活動していたタンゴボランティア活動をこの札幌でも続けた流れで、3年前からNPO法人日本タンゴセラピーの一員としての活動(今は休止中ですが)を行ってきました。

なるほど、札幌を拠点にタンゴを盛り上げる活動をされているのですね!
札幌のタンゴ、いいですね。市外の人は旅行を兼ねてタンゴを楽しめますね。

タンゴにおける得意分野は何ですか?

得意といえるかどうかは分かりませんが、その曲をどう聴いてどう伝えていくかというミュージカリティ分野は自分では得意な方かと思っています。

どう聴いてどう伝えていくか、大事なことだと思います。

好きなオルケスタを教えてください。

Osvaldo Pugliese
Carlos Di Sarli
Astor Piazzolla

僕はDJの方のように詳しくはないのですが、Pugliese楽団の楽曲は凄く情熱的でショーで踊るときに気持ちが入ります。

わかります! 私はラテン系ではないのですが、Osvaldo Pugliese を聴いていると、情熱が湧き上がってきます(笑)

好きなタンゴの曲を教えてください。

Recuerdo ~ Osvaldo Pugliese
Gallo Ciego ~ Osvaldo Pugliese
Tzigane Tango ~ Astor Piazzolla

プグリエーセで好きな曲はまだまだあります。
ピアソラの楽曲は革新的な独創性で、聴くだけで心が踊りだすゾクゾク感満載です!
もちろんピアソラで踊るのも大好きです^^
ちなみに Oblivion や Libertango もむちゃくちゃ好きです。

言うまでもなく、ピアソラいいですよね。
Tzigane Tango はタンゴファンでなくても「素敵ー!」となるのではと個人的に思っています。

好きなワルツ、ミロンガの曲を教えてください。

Lagrimas y Sonrisas ~ Juan D’Arienzo
Lagrimitas De Mi Corazón ~ Anibal Troilo
La Milonga De Buenos Aires ~ Francisco Canaro

ワルツは楽しいのに切ないのが不思議ですよね。

尊敬するタンゴダンサーを教えてください。

はい!桑原和美先生です!
タンゴを始めて9年目くらいでしょうか、和美さんに「私で良ければ組んでいただけませんか?」と非常に謙虚で真摯なオファーを受け、札幌に移転するまでの2年くらいの間、いろいろな場所でステージで、彼女が目指す大人タンゴのステージに立たせていただきました。
その中で、言葉は発せずとも和美先生から伝わってくるタンゴへのリスペクト、情熱、想い、それらを深い角度で学ばせていただいたと思っています。
ショーでは私自身のたくさんの失敗もありましたが、毎回和美先生は常に自分の反省しかしない…その姿と人間性、タンゴに取り組む姿勢に本当に敬意を感じつつ、深く学びを得ました。

うーん、「常に自分の反省しかしない」というのは驚きですね。なかなかできることではないと思います。
和美先生のもとでタンゴを始めたダンサーも多くいますよね。

男性のマエストロダンサーとして尊敬している方は、
Juan Carlos Copes
Carlos Gavito
この方々の独創的なダンススタイルは凄く自分のダンススタイルにも影響がありますし、後年のタンゴダンサーに大きな影響を与えたと何度映像を見ても深く感じます。

間違いなく歴史に名を残すダンサーですね。

ヒロキさんにとってタンゴの魅力は何ですか?

言葉を交わさずとも、そしてどんな社会的な立場や年齢も関係なくお互いを伝え合うことが出来るのが最大の魅力だと思います。
余計な事は知らなくてもタンゴを踊ればお互い”その人の素が分かる”といいますか…

かなり前に確かGYU先生から伺ったのですが、「タンゴが踊れるようになる事、それは世界中どこの国に行ってもその国の言葉を話せなくとも心を通わせることが出来るパスポートを手に入れたようなもの」だと。本当にそう思います。
今もタンゴに興味を持っていただくためのセールストークに引用させていただいています(マジです^^)

そしてなんと言ってもやはり!、1曲、そして1タンダの中で、そのお相手としか成し得ない筋書きのないドラマを生み出せるその嬉しさや楽しさ…もう最高ですよね!^^

そうなんですよね、人間って基本的には心を通わせたい生き物なんですよね。タンゴを踊れるとたしかに世界が広がりますね。

ヒロキさんにとってタンゴとは何ですか?

大げさな言い方かもしれませんが、自分にとっては間違いなく生きる情熱の源、生きている証、そんな気持ちで捉えています。
そして、タンゴの厳しさや難しさなど全て含めて、私にとっては、楽しさ以外の何物でもない世界です。
こんなに楽しい世界がこの世にあったなんて!
いつもいつもそう思います。
もちろん実社会でも学びは多々あります、でも人と人の出会いやリレーションの中でこんなにタンゴが自分や人を成長させてくれるものなんだっていつも感じます。
タンゴによって人生を指南していただいているような、ある意味いつしかタンゴが人生の師、的な存在といえます。

ラテン系だからという理由で始めることになったタンゴがそこまでの存在になるなんて、人生はわからないですね(笑)
杉本彩さん、さすがです!

タンゴを踊る上で大切だと思うことは何ですか?

一緒に踊ってくれる相手に対する感謝の気持ち、嬉しい気持ち、そしてその相手に対するリスペクトと心からの思いやりだと思います。
どんなに技術があってもその気持ちが薄れることがあった時、私はイケてないダンサーです…。

初めて教わったシンゴ&アスカのアスカ先生に少し踊れるようになってきた頃に教えていただいた教訓があります。
「タンゴというのは、いくら上手になっても、リード側もフォロー側も、踊る目の前の方のレベルに合わせた目線に立って楽しませることが出来るかどうかが一番大切な事で、相手が初心者ならその目線に合わせて、その中で自分も楽しむ事がすごく大切な事、どんなに上達したとしても、それが出来なければそれはタンゴではないからね」…と。
今でも教訓にしています。

なるほどー、そういう思考を持っていると、実際の動きも相手が受ける感覚も変わってくるでしょうね。

タンゴを踊っていて良かったなと思うことは何ですか?

本当にたくさんの素晴らしい方々に出会えたことですね。
タンゴを始めて十数年経ちますがその経過の途中途中、自分の人生において数々の苦境な場面もありましたが、どんな時もタンゴを踊れることで、そしてその中で出会った仲間の笑顔にどれだけ癒され支えられ乗り越えられたかわかりません。
出会えた皆さん、その環境を創ってきてくださった主催の方々、そしてその根源となるタンゴそのものに心から愛と感謝を伝えたい気持ちでいっぱいです。

エネルギッシュで快活なイメージであっても、苦しい時が何度もあったんですね。人間だからもちろんありますよね…。

今日は、ドラマのようなエピソードから始まり、最終的には何というか、ヒロキさんのタンゴ人生で積み重なったものを感じることができておもしろかったです。

紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

JOE先生です。

日本のタンゴ界シーンにおいて、あんなにゾクゾクする大きなイベントをプロデュース出来る人はこの人以外にいないとずっとリスペクトしています。(砂漠の薔薇~六本木レジーアその後のイベントも含め…)
JOE先生には本当に楽しいタンゴの世界を感じさせてもらっていて、かれこれ12年以上経ちます。
タンゴによる社会貢献、具体的には老人福祉施設に行きタンゴボランティア活動をする世界に引き込んでくれたのもJOE先生です。

余談ですが、タンゴ界で「アニキ」というあだ名を命名してくれたのもJOE先生です。
そのお陰を持ちまして私の名前「ヒロキ」をいまだに知らず、「アニキ」としか知らない方々もかなりいるという弊害もありますが(笑)

弊害が出るほどのキャッチーなあだ名、すごいですね(笑)
最後も笑わせてもらいました。
ありがとうございました。JOEさんに依頼してみます。


吉田ヒロキさんの情報

https://www.tango-del-amor.com

【#009】ケニーさん

FJTA会員紹介リレー、第9回の紹介は ケニーさんです。
それではよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

早速、質問させていただきます。
タンゴ歴は何年ですか?

13年です。

タンゴを始めたきっかけは何ですか?

パリ在住中に、野外ミロンガを見て、その景色に魅了されて始めました。

パリに住んでいたことがあるんですね!
パリにもたくさんのミロンガがあるようですね。私もいつか行ってみたいです。

現在、タンゴについてどのような活動をされていますか?

NPO法人 日本タンゴセラピー協会の理事として、全国のボランティアの皆さんと一緒にOnlineで介護施設のご利用者の皆様とタンゴセラピーを行っています。

おー、タンゴセラピーも今はOnlineでされているのですね。工夫して続けられているのは素晴らしいことですね。

もう一つ。コロナ前までは、月に1〜2回定期開催のミロンガでDJをさせていただいてましたが、コロナ禍ではそのミロンガが休止となっていたため、せめてタンゴ愛好者の方がミロンガの雰囲気を忘れないようにと会議アプリのZoomを使い、全国のDJや演奏家、ダンサーの方に協力していただき、オンラインミロンガという形でタンゴの曲を聴くイベントを継続しています。
今までは、ミロンガに行っても選曲のことよりも踊る方に気がいってしまっていたのですが、このオンラインミロンガで、さまざまなDJの方の選曲を聴いて、大変勉強させていただいています。ちなみにタンゴやチャカレラのミニレッスンコーナーもあり、曲を聴くだけでなく身体を動かすこともできます^_^
コロナも少しずつ落ち着いて来ましたので、最近はDJ活動も再開し始めています。

ミロンガをオンラインでするという発想自体がすごいと思いますし、それを実現されていることが驚きです。固定観念をなくせば何でもできるんだなぁと…

タンゴにおける得意分野は何ですか?

アブラッソです。誰と踊る時も心を込めてます。

心のこもったアブラッソ、いいですね。タンゴのエッセンスだと思います。

話題を少し変えて、好きなオルケスタを教えてください。難しいと思いますが、3つまででお願いします。

Francisco Canaro …懐かしい
Lucio De Mare …ストレートな悲しみ
Ángel D’Agostino …日常的

それぞれのオルケスタを表現する言葉がおもしろいですね!
Ángel D’Agostino が「日常的」というのはわかるようなわからないような感じがするのですが(笑)、もう少し詳しく言うならばどういう感じの「日常的」でしょうか?

タンゴの曲は、男の失恋の曲が多く、女性への想いや振られた嘆きを表現する歌詞がよく出てくることは知っていたのですが、ある時レッスンを受ける中で、Ángel D’Agostino の曲について、彼の曲は日常的な事を歌ってるものが多いと聞きまして、それ以来、彼の楽団の曲を聞くときは、「あ〜、今日もこんな一日だったなあ」というような、自分自身の日々の生活を振り返るような気持ちで曲を聴いて踊っています。

なるほど、そういう意味だったのですね。切なくて美しいメロディも日常に潜んでいるのかもしれないですね。

好きなタンゴの曲を教えてください。

Cogote – Francisco Canaro
Solamente Ella – Lucio De Mare
Fantasía en tiempo de tango – Osmar Maderna

ケニーさんの個性が感じられる選曲ですね!
『Fantasía en tiempo de tango』はチャルダッシュがモチーフですよね。

好きなワルツの曲を教えてください。

Pedacito de Cielo – Anibal Troilo
Romance de Barrio – Anibal Troilo
Ilusión Azul – Alfredo de Angelis

どれも素敵なワルツですね!

好きなミロンガの曲を教えてください。

Sacale Punta – Edgardo Donato
Milonga Sentimental – Francisco Canaro
Milongon – Francisco Canaro

踊りたくなりますね(笑)

尊敬するタンゴダンサーを教えてください。

GYU先生です。

すごい、KaQさんもGYUさんを挙げていましたね。
弟子に尊敬され続けるのは、当たり前のようで実はなかなか難しいことなのではないかと思います。

ケニーさんにとってタンゴの魅力は何ですか?

良くも悪くも人と深くつながり、良い思いもすれば嫌な思いもする。
言葉や世代、文化や宗教の壁を超えて全ての人が心からコミュニケーションできることだと思います。

たしかに。そういう意味では一緒に踊ることは人間にとって根源的なものなんでしょうね。

ケニーさんにとってタンゴとは何ですか?

世界平和へのアイデアです。

おもしろい発想ですね!
さきほどの言葉や世代、文化や宗教の壁を超えて…という話が世界平和につながるという理解であっていますか?

はい。もう少しわかりやすくいうと、私たちの生活の中にはたくさんのコミュニティーがあり、その中の平和が集まって、大きな平和を作ると思っています。タンゴ(ミロンガ)のコミュニティーは、心と身体でのコミュニケーションや、シニアへのリスペクト、お互いへのマナーが揃っているだけでなく、ダンスパーティーのように必ずしも踊れなくても、その場の雰囲気を楽しんだり、人に会うために来ることができ、一日の生活を豊かにする要素が詰まっています。このミロンガが、全国どこの地域でも開催されていると思ったら、平和な気がしませんか?

おー、そんな気がしてきました!
なるほどー、「世界平和へのアイデア」に合点がいきました。

タンゴを踊っていて良かったなと思うことは何ですか?

コロナ禍で人と人の距離が必要とされている時に、アブラッソの温かさを思い出す事ができること、そしてまたタンゴを踊りたいという気持ちが心の中にいつも宿っていること、そして、きっと同じようにタンゴ仲間も思っていると確信できることです。

なるほど、コロナ禍でもタンゴが心を補ってくれているわけですね。
そういう感覚はタンゴを踊ったことのある人が感じられる特別なものかもしれないですね。

タンゴを踊る上で大切だと思うことは何ですか?

踊っている最中に、相手、音楽、会場を全身で感じてお互いに伝え合うことです。

うーん、さきほどのアブラッソの話もそうですが、何というか惜しみない愛を感じます(笑)

笑…愛はありますが、タンゴ愛で危なく最大の失敗をしてしまいそうになったこともあります。ギリギリのところで助かりましたが。

えー、何があったんですか?

先程のタンゴとは何か?の質問の答えの中でもあった、世界平和へのアイデアという意識が私がタンゴを始めるきっかけでもあったのですが、実際にタンゴに夢中になっていると、終電で帰ることも多く、妻とはかなりのすれ違いの生活になってしまっていました。そんな時に妻から言われた言葉が、『自分の1番近くの相手と平和になれなくて世界が平和になんてなるわけがない』という言葉で、崖から落とされたような気持ちになったと同時に、それからの私のタンゴとの向き合い方が変わりました。
そして、おかげさまで今もタンゴを続けながら家庭も平和になっています^_^

今は笑って話せるのだと思いますが、そのときは大変だったんでしょうね…
でも、そこで向き合い方を変えるケニーさんは素敵ですね。トップ画像のお二人の写真もとても素敵です。

今日は、ケニーさんの思想やプライベートなエピソードまで聞けておもしろかったです。ありがとうございました。

紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

スタジオ タンゲーラ時代に大変お世話になったヒロキさんにお願いします!

吉田ヒロキさんですね。わかりました、依頼してみます。
どうもありがとうございました。


ケニーさんの情報

NPO法人 日本タンゴセラピー協会

facebook – NPO法人 日本タンゴセラピー協会

【#008】KaQさん

FJTA会員紹介リレー、第8回の紹介は KaQ(カク)さんです。
それではよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

早速、質問させていただきます。
タンゴ歴は何年ですか?

Studio TANGUERAにスタッフとして参加するようになった2015年から本格的に始めたので、現在で6年目になります。

タンゴを始めたきっかけは何ですか?

2006年に『ラテンダンスカーニバル』という舞台があって、タンゴ、サンバ、サルサ、フォルクローレのショーをするカンパニーが来日していたんですが、その舞台のチケットをうちの奥さんが取ってくれていたんです。というのもその頃ディズニーランドのラテンショーに出演させて頂いてまだ日が浅くて、役に立つと思って取ってくれたみたいで。

そのカンパニーリーダーがジュニオール・セルビラ、とにかくそのアクロバティックなショーに魅了されて公演終了後にDVDを購入して繰り返し見てました。それがタンゴとの一番最初の出会い。

なるほど、もともとダンサーで、ラテンダンスというカテゴリから繋がっていったのですね。

その後名曲『リベルタンゴ』でJazzを踊ったりしていましたが、一番大きなキッカケは2014年の『ブエノスアイレス午前零時』の舞台に出演させていただいたことですね。
それまで JIL Entertainment Gallery というラテンダンスのカンパニーに所属してショー的なサルサを学んでいたのですが、カンパニーに舞台出演の依頼が来たんです。

それでサルサではなくて“タンゴ”を学ぶことに。
実はこのときの振付補でタンゴリトゥモのShuhei先生も参加しています。
『ブエノスアイレス午前零時』は森田剛さん主演、行定勲演出の舞台で、“タンゴ”と括ったのは、この舞台の中でアルゼンチンタンゴもコンチネンタルタンゴも踊ることになったからです(笑)
メソッドが真逆過ぎて大変でした。

この経験で“アルゼンチンタンゴ”をもっと知りたい、と強く思うようになりました。

大きなキッカケが『ブエノスアイレス午前零時』の出演とはすごいですね! 小説は読みました。アルゼンチンタンゴを踊るシーンはおそらく舞台独自の演出ですね。

現在、タンゴについてどのような活動をされていますか?

毎月第三月曜日の午後に築地のスタジオでミロンガを開催しています。
タンゴ専門ではないですが、スタジオを森下と築地の2箇所で運営しています。メインはキッズダンスですが、ダンスやってるキッズが少しずつペアダンスに興味を持つように環境を作っていこうと思っています。
2018年に若手タンゴダンサーの皆様に参加してもらって『Tango el Viento』という舞台を作りました。
またそういったものも制作したいですね。

ミロンガ、スタジオ運営、舞台制作とアクティブに活動されているわけですね。若い世代がタンゴに触れる場を作るのはとても大切なことだと思います。

タンゴにおける得意分野は何ですか?

エセナリオや、タンゴに他のテイストをミックスするような場合に最も輝くと思います。
タンゴの経験もまだ浅く、パレハと一緒に活動するような期間・経験もまだ多くないので、サロンタンゴはまだまだわからないことばかり、勉強中です。

なるほど、多様なダンス経験ならではですね。

話題を少し変えて、好きなオルケスタを教えてください。難しいと思いますが、3つまででお願いします。

Osvaldo Fresedo
Francisco Canaro
Aníbal Troilo

これまでの流れから新しいオルケスタかなぁなんて思っていましたが、意外と伝統的なタンゴも好きなんですね。

好きなタンゴの曲を教えてください。

『リベルタンゴ Libertango』
『想いの届く日に El Dia Que Me Quieras』
『Nada』

踊るタンゴも聴くタンゴもどちらもいいですよね。

尊敬するタンゴダンサーを教えてください。

ダンサーとして強烈な印象を残してくれたジュニオール・セルビラ
タンゴを教えてくれたGYU、佐藤利幸

おー、ダンサーとして強烈な印象を残すというのはかっこいいですね。

KaQさんにとってタンゴの魅力は何ですか?

いろいろなダンスジャンルを踊ってきているので比較対象するクセがついています。
ダンスとしてのタンゴの魅力は自分らしさを崩さずに踊れること、相手とのコミュニケーションが密で豊かなことです。
リード・フォローが通じ合う、それだけがこんなに楽しいだなんて!といつも思います。

うーん、確かに!
自分らしさを崩さずに相手とコミュニケーションが取れて通じ合えて楽しいって、現代において最強じゃないですか(笑)

それだけではなくて、タンゴのコミュニティとしての豊かさや、文化として継承されてきた蓄積が、特に日本のアルゼンチンタンゴの大きな魅力です。
HipHopやJazzのダンスを踊ろうと思ったら基本的にはダンススタジオに行って、レッスンを受けて振付をみんなで踊る、というのがほとんどです。
これはこれで悪くないのですが、『遊びで踊る』にはちょっとしっかりし過ぎています。
Jazzは元々シアターで踊るためのもので遊びで踊るものではないし、HipHopにはクラブがありますが、オールはしたくないしダンスをするよりもクラブ遊びをする場所というほうがメインだと思います。
日本人の生活スタイルも気ままに行って気ままに踊る、というのはまだまだ難しいところです。
もっと子どもたちが鬼ごっこするみたいにダンスができたらいいのに、って思っています。

ところがタンゴ界ではある程度慣れて踊れるようになるとみんなミロンガに繰り出して、遊ぶように踊っていますよね。
初めて、Studio TANGUERAの夜のミロンガでそれを目の当たりにしたときは本当に衝撃でした。

なるほどー、客観的でおもしろい視点ですね。
あと、遊ぶように踊るっていい言葉ですね!

今はYouTubeもTikTokもあってダンスがかつてないほど身近になってダンスをやっている子供も多いですが、そういった子どもたちよりもタンゴ界のミロンゲーロ・ミロンゲーラたちはダンス的には遊び上手に見えます。
また日本にタンゴが入ってくるようになってからの日本のタンゴ愛好家たちが築いてきた歴史は、タンゴを知れば知るほどビックリします。
音楽を兼ねた歴史で言うとJazzで同じくらい、HipHopは1980sからですからタンゴの歴史は深くて長いですね。

タンゴが長い諸先輩方にとってはいずれも当たり前のことになっていますが、自分にとっては『100年以上の歴史があること』も含めてまだまだ新鮮なことばかりの世界ですね。

そうですね、日本にはタンゴの歴史や名曲事典などの書籍もあるし、イベント、コミュニティも数多くある、それはタンゴ愛好家たちが積み重ねてきてくれたおかげなんですよね。

KaQさんにとってタンゴとは何ですか?

ダンスをずっと続けていきたい、という人生の目標の中の、そのうちの一つです。
出会えてよかったな~と思っています。

出会えてよかったと思えるものがあるのは幸せなことかもしれませんね。

タンゴを踊る上で大切だと思うことは何ですか?

相手へのリスペクト

間違いないです(笑)

タンゴを踊っていて良かったなと思うことは何ですか?

たくさんの人に出会えていること。
ミロンガにスタッフとして参加していたときにたくさんの方々に出会って踊っていただいて、それだけでもダンスのとても良い経験になっています。
また同年代のダンサー仲間に出会えたこと。
お互いのミロンガに遊びに行ったり、会えば一緒に踊ったりするので、ずっと繋がっていられる感じもありますね。
あとは現在高校生の息子がタンゴの振付を一時期踊ってくれていて、タンゴを通していろんなことを身につけてくれたのも嬉しいことでした。

高校生の息子さんがいらっしゃるのですね!高校生にしてすでに親孝行。
同年代のダンサー仲間、楽しそうですね。
KaQさんのダンスは、仲間と楽しくというイメージがありますね。トップ画像からもそんな印象を受けます。

2021年の7月4日にスタジオ発表会があって、そこでHipHopの曲でタンゴを踊るナンバーを出しました。うちのスタジオの生徒と、講師にも2名参加してもらって、スペシャルゲストに浅井みどり先生に来ていただいて。
半分のメンバーはタンゴに触れるのは全く初めてだったんですが、みんなとても楽しそうにリハしていましたね。
トップ画像はそのときの写真です。
自分の仕事は『ダンスの楽しさ』を教えることだと思っているので、ソロでのダンスができる子たちに組んで踊るのも楽しいよ♪ってことをこれからも伝えていきたいですね。

素敵ですね!
楽しそうにリハをしていたと聞いて、なんだか私もうれしくなりました。

今日は、KaQさんの視点や仕事観などたくさん聞くことができておもしろかったです。ありがとうございました。
紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

師匠GYU先生の元で兄弟子だったケニーさんにバトンを渡したいと思います。

わかりました。依頼してみます。
どうもありがとうございました。


KaQさんの情報

Studio ENTRADA

【#007】Tokiさん

FJTA会員紹介リレー、第7回の紹介は Tokiさんです。
それではよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

早速、質問させていただきます。
タンゴ歴は何年ですか?

だいたい15年くらいです。

タンゴを始めたきっかけは何ですか?

タンゴを始める前は、ジャズダンス・クラシックバレエ・タップダンスなどを中心に、ダンサーとして舞台に出演していました。
そんな中、ペアダンスの先生と知り合ったことで、社交ダンスに触れ、スタジオのお手伝いをさせていただくことになったのです。
ちなみに、この先生とは、この会員紹介リレーに既にご登場のヨシ矢野先生です。
アルゼンチンタンゴのクラスで男性が少なかった時があり、お手伝いした事がタンゴとの出会いでした。

なるほど、もともとダンサーで、ヨシ矢野先生のスタジオでタンゴを始められたのですね。

現在、タンゴについてどのような活動をされていますか?

現在は、レッスンを中心に活動しています。
レッスンを通して、多くの人にタンゴの魅力を伝え、正しい技術を教えたいと思っています。
タンゴを始める機会を多く作ることが大切だと思い、都内の様々なスタジオでレッスンを開講しています。

何かを習い始めるのに選択肢があるのはよいことですよね。

タンゴにおける得意分野は何ですか? 

タンゴの技術をわかりやすく説明することです。
タンゴは即興で自由に踊ることが魅力の一つですが、その基盤となるのは確かな技術だと思っています。
かっこよく、美しく踊ってタンゴを楽しむためには、基本的な技術を正しく身につけることが大切ですので、基礎から丁寧に指導することを心掛けています。
お蔭様で、タンゴ経験のある方からも、とてもわかりやすいとの感想をいただいています。

基礎から丁寧に教えてもらえるのはいいですね。
基礎なしで自由に踊ると相手が困りますよね(苦笑)

話題を少し変えて、好きなオルケスタを教えてください。

Juan D’Arienzo
Edgardo Donato
Tango Bardo

王道も新しいオルケスタも違った良さがありますよね。

好きなタンゴの曲を教えてください。

El Puntazo
Derecho Viejo
El Adios

『El Puntazo』はかかった瞬間にテンションが上がります。上がりすぎは踊りに良くないと思いますが(笑)

難しい質問だと思いますが、尊敬するタンゴダンサーを教えてください。

尊敬するダンサーは数えきれない程たくさんいますが、その中でも挙げるとすれば、Fernando Gracia と Sebastian Achaval です。

どちらも活躍中の素晴らしいダンサーですよね。

Tokiさんにとってタンゴの魅力は何ですか?

言葉なしで、二人で一つのものを創り上げていくことでしょうか。
一人では創ることができないもの、二人だからこそ生み出せるもの、ということが魅力だと思います。
また、即興で踊る時には、そこで創り出されるものは二人だけで共有されるものですから、その瞬間瞬間をより特別なものに思えることも、タンゴの魅力ではないでしょうか。

深いですね。たしかに言葉なしで共有されている何かがありますね…
その何かによって、ワクワクしたり楽しいと感じたりするのかもしれませんね。感じ方は人それぞれだと思いますが。

Tokiさんにとってタンゴとは何ですか?

自分を成長させてくれるものだと思っています。
技術や表現の面ではもちろん、追及してもしきれない深さを感じていますし、他の先生方やダンサー、たくさんの生徒さんと出会えたことからは、タンゴのことだけでなく、人生を豊かにするための多くの大切なことを教わっています。まだまだ成長していきたいです。

うーん、とても大事なことだと思います。年齢関係なく成長していきたいですよね。

タンゴを踊る上で大切だと思うことは何ですか? 

一緒に踊る相手を思い遣ることです。男性の立場では、女性に心地よい、楽しいと思ってもらうよう踊ることです。

思いやり、大切ですね。
心地よい、楽しいというのもキーワードだと思います。

タンゴを踊っていて良かったなと思うことは何ですか?

多くの人と出会えたことです。これからも、一人一人との出会いを大切にしていきたいです。
私自身も、出会えてよかったと思ってもらえるようなダンサー・講師になることが目標です。

やはりタンゴは人との出会い、関わりですね。

今日は、淡々としながらも芯のあるTokiさんのタンゴ観を聞くことができておもしろかったです。ありがとうございました。

紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

3年前に舞台で共演して、仲良くしているKaQ先生にお願いします!

わかりました。依頼してみます。
本日はありがとうございました。


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JOE TANGO

Sudo Dance Creation

Studio Ritmo

【#006】小口高志さん

FJTA会員紹介リレー、第6回の紹介は 小口高志さんです。
高志さんは、2019年タンゴダンスアジア選手権 ステージ部門のチャンピオンでもあります。
それではよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

早速、質問させていただきます。
タンゴ歴は何年ですか?

15年です。

タンゴを始めたきっかけは何ですか?

会社勤めをしていましたが、一度しかない人生、やりたいことをやろうと決め、退職して銀座の小林太平&江口祐子先生のスタジオに入門しました。

幼少期にどこかで見たアルゼンチンタンゴの映像の記憶が自分の中に残っていて、その踊りを極めたいという思いが強くなり、この道を選びました。

おー、小林太平&江口祐子先生のところで始められたのですね。
会社を辞めてタンゴの道に進むのはけっこう勇気のいることでしょうね。

現在、タンゴについてどのような活動をされていますか?

普段は自分のスタジオ『El Recodo』でレッスンをしています。
それからショー、デモ、コンサートへの出演、年に一回発表会の主催をしています。

スタジオ運営、イベント出演、主催とアクティブに活動されているわけですね。

タンゴにおける得意分野は何ですか? 

得意分野ではないかもしれませんが、細かな足技が好きです。

細かな足技、いいですよね。
魅力的な動きもあれば、神業のような動きもありますよね。

話題を少し変えて、好きなオルケスタを教えてください。

Osvaldo Pugliese 楽団
Carlos Di Sarli 楽団
Juan D’Arienzo 楽団

好きなタンゴの曲を教えてください。

Gallo Ciego – Osvaldo Pugliese
Don Agustin Bardi – Osvaldo Pugliese
El Recodo – Tango×2

うーん、高志さんの好みが少しわかるような気がします。
『El Recodo』は高志さんのスタジオの名前にもなっていますね。

好きなワルツの曲を教えてください。

El Viejo Vals – Enrique Campos & Floreal Ruiz & Orquesta Francisco Rotundo
Paisaje – Pedro Laurenz
Desde El Alma – Osvaldo Pugliese

この流れで Pedro Laurenz の『Paisaje』が入ってくるのが私的には素敵だと思います。

好きなミロンガの曲を教えてください。

Silueta Porteña – Hector Varela
Campo Afuera – Edgardo Donato
Reliquias Porteñas – Francisco Canaro

難しい質問だと思いますが、尊敬するタンゴダンサーを教えてください。

尊敬するダンサーは沢山いますが、敢えて一人挙げるとしたら ミゲル・アンヘル・ソット です。
タンゴを習い始めた頃、先生から借りたビデオでミゲルの踊りを観て感動しました。
会社から帰ってきてから、何回も何回もリピートして観ていました。夢を与えてくれたダンサーです。

なるほどー。タンゴダンスの歴史に名を残すことは言うまでもないですし、あの足技は神業ですよね。
高志さんの「細かな足技が好き」ともつながりますね。

高志さんにとってタンゴの魅力は何ですか?

タンゴのステップやアドルノそのものに魅力を感じます。
抱擁したまま踊るので、自由が足(脚)に限定されます。だからこそ美しい踊りだと感じます。

深いですね。片方を制限しているからこそ、もう片方の自由が生きてくるという逆説的なあれですね。
話は少しそれますが、ショーイベントなどでダンサーの足が見えにくい位置からショーを見ると、上手いダンサーほど上半身が静かなので、足がどう動いているのかまったくわからず、残念な時間になってしまうという経験が何度かあります(笑)

それはタンゴあるあるですね(笑)

抽象的な質問ですが、高志さんにとってタンゴとは何ですか?

人生の教師です。

たしかにタンゴを通して学ぶことは多いですよね。
タンゴを踊る上で大切だと思うことは何ですか? 

生きる上で大切な事と同じだと思います。そこにとても深い繋がりを感じます。

なるほどー、とても端的な言葉ですが、核心を突いている気がします。
よいタンゴを踊るためにすべきことがわかる気がします。

タンゴを踊っていて良かったなと思うことは何ですか?

沢山の素晴らしい人達に出会えたことです。
僕の人生は想像していた以上に豊かなものになっています(笑)
出会えた皆さんに感謝しています。

高志さんの言葉には謙虚さがありますね。
人への感謝の気持ちは大事ですよね。

今日は、高志さんのタンゴの美しさへのこだわりが垣間見えておもしろかったです。ありがとうございました。
紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

仕事だけでなく、普段から仲良くしているToki先生にバトンを渡したいと思います。

わかりました。依頼してみます。
本日はありがとうございました。


【#005】ジョルジュ高橋さん

FJTA会員紹介リレー、第5回の紹介は ジョルジュ高橋さんです。
それではよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

早速、質問させていただきます。
タンゴ歴は何年ですか?

27年です。

おー、長いですね。
FJTAの会員の中でも長い方ではないでしょうか。

タンゴを始めたきっかけは何ですか?

『タンゴ・アルヘンティーノ』の舞台を観に行き感動して始めたのですが、さらにそれまでやっていたリフトとタンゴをミックスしたものに挑戦したいと思ったからです。

なるほど、もともとリフトをされていたのですね。
今ではショータンゴの振り付けにリフトが入ることも珍しくありませんが、おそらくその頃は先駆けでしょうね。

そのリフトを始めたきっかけは何だったのですか?
タンゴを始めることもそんなにメジャーなことではないと思うのですが、リフトを始めるのもメジャーではない気がするのですが(笑)

そもそもなぜ踊りを始めたのか?ということからになってしまうのですが、大学生の時にインド旅行をして、ある田舎町で大道芸に出くわしました。
父親の持つ3mはあろうかという長い竹竿の先に自分の子供、少年ですが、腹ばいにさせたりひっくり返したりと曲芸をやって大喝采でした。
その少年は泣きながら演技していたのですが、とにかく感動しました。

それが忘れられなくて、人を感動させるものを身に付けたいという一心で踊りの道へ。それが前衛舞踏の世界でした。
20代の内に山形~小樽と移住したのですが、当時の公演費用や生活費はショーで稼ぐというもの、年のうち半分以上は全国のキャバレーなどで踊っていました。
その時に身に付けたのがリフトテクニックです。
そして舞踏を辞めてショービジネスの世界へ。その時に知り合ったのがパートナーのリタです。
以来、二人でリフトを開発し練習して踊ってきました。それがタンゴへと繋がるのです。

あー、すごいところをつついてしまった気分です(笑)
インドの大道芸から始まり、前衛舞踏、ショーで稼いだお金での公演…何というかタフな選択をされてきたのだろうなぁと思います。
それを経て、リタさんとの出会い、リフトの研究、そして『タンゴ・アルヘンティーノ』へとつながるわけですね。

現在、タンゴについてどのような活動をされていますか?

スタジオG-BOXでクラスを持って指導しています。
アダジオクラスでは、タンゴにリフトを入れたものを振り付けたりしています。
あとは、ミロンガや発表会の開催です。
NAPTA~FJTAと長年タンゴ業界に時間を割いて貢献してきました。

リフトも習えるのですね!
おもしろそうですが、リフト初心者でも大丈夫でしょうか?

練習内容は前半がストレッチと体幹などを鍛える筋トレ、後半はリフトの基本テクニックの練習とリフトを踊りの中へ入れて曲に合わせて踊ります。
ダンス経験者でないとNGですが、リフトは初めてでも構いません。
誰でも技への憧れをもってスタートするわけですからじっくり教えています。

じっくり習えるというのがいいですね。

タンゴにおける得意分野は何ですか? 

ステージタンゴです。

そうですよね…ここで「小さく踊るミロンゲーロスタイルです。」と言われたらこれまでの流れが一気に変わります(笑)

話題を少し変えて、好きなオルケスタを教えてください。

Lisandro Adrover Orchestra(Forever Tango)
Color Tango
Osvaldo Fresedo

最後に Osvaldo Fresedo が入るのが予想外で楽しいです。

好きなタンゴの曲を教えてください。

Derecho Viejo
Bahia Blanca
Oblivion

Derecho Viejo が入るのが私的には渋いと感じます。

尊敬するタンゴダンサーを教えてください。

Juan Carlos Copes

好きなダンサーはたくさんいますが、尊敬というとコペスですか、ステージタンゴの元を作ったのはコペスだと思いますから。

なるほどー。映画『ラスト・タンゴ』もおもしろかったですよね!

ジョルジュさんにとってタンゴの魅力は何ですか?

自分のダンスの表現が一番出せる分野だからかな…

おー、きっと自分のダンスありきなんですね。
たまに思うのですが、タンゴ好きの人は、タンゴありき系の人と、自分ありき系の人に大別できるのではないかと思うのです。
つきつめていくと、そういう分け方はできないという結論になる気がしないでもないですが…

すみません、話がそれました。
ジョルジュさんにとってタンゴとは何ですか?

30代まで色々なダンスをやってきましたが、40代でダンスの新たな地平を示してくれ、一生をかけて探求すべき道のようなものになっていました。

それはすごいですね!
その言葉だけで、ジョルジュさんにとってのタンゴの重要性がわかります。

タンゴを踊る上で大切だと思うことは何ですか? 

まずは健康であること、同時に身体の鍛錬です。
何度も怪我や病気をしたので、元気に踊れることは本当にありがたいことです。

たしかにそうですね。経験された方が語ると重みが増します。

タンゴを踊っていて良かったなと思えるエピソードがあったら教えてください。

8年位前ですが、母親の通っていたデイサービスの老人介護施設で、リタとタンゴを踊ったことです。
演奏家も二人協力していただき、何曲か踊って施設に通っている方やスタッフの方とも楽しく踊りました。
母は周りの人に「素敵な息子さんでいいわね!」と羨ましがられ、息子を誇りに思ってくれたようです。
それが私のタンゴを観てくれた最後になりました。
現在99歳ですが、認知症でその時の記憶はもうありません…

…とても素敵なエピソードですね。胸に響きました。

今日は、インドでの出来事など、なかなか聞くことのできないおもしろいお話をありがとうございました。

紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

4年間G-BOXでクラスを受け持ち、またイベントでは沢山一緒に踊り楽しい想い出を共有する高志&めぐみの高志さんに渡したいと思います。

わかりました。依頼してみます。
本日はありがとうございました。


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スタジオ G-BOX

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【#004】ヨシ矢野さん

FJTA会員紹介リレー、第4回の紹介は ヨシ矢野さんです。
それではよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

早速、質問させていただきます。
タンゴを踊り始めたのはいつ頃ですか?

タンゴをいつ始めたか、何故始めたかは定かではありません。
フォエバータンゴがブロードウェイで上演する前からだと思います。

ネットで調べればわかると思いますが、ざっくり90年代ですね。

私が通っていたニューヨークのペアダンススクールに、ある時からフォエバータンゴの人達が来て、ガビートがミロンガやレッスンを始めました。

おー、そんな時期があったのですね!

ミロンガの始めのレッスンで、よくガビートがポジションを番号で言っていたのを覚えています。
その最初のミロンガで、私はくじ引きに当たりオリジナルのフォエバータンゴのCDをガビートから貰った事を覚えています。

それは貴重なお宝ですね!

私は、20代~40代の始めまで、ニューヨークに住んでダンスをしていました。
全くのダンス初心者から、学校だけは一流の所にいくつか何年も毎日朝から通っていました。
グリーンカードも取ってプロとして活動していました。

ニューヨークでのダンサー生活なんて映画みたいです(*_*)

何年か経ってソロダンスからペアダンスに変わり、今もですがタンゴも含め色んなペアダンスをしています。

タンゴに関しては、アメリカ人とアルゼンチン人の多くの先生から習いました。
ヨーロッパからもタンゴの先生はニューヨークへはよく来ていましたのでワークショップをよく受けていました。
またラッキーな事に、フォエバータンゴのオリジナルメンバーの人達とも少し関わる事ができました。

私はミュージカルもしていましたので、ブロードウェイでの「フォエバータンゴ」そして「タンゴアルヘンティーノ」(リバイバル版)、「タンゴパッション」そして映画の「タンゴレッスン」も好きでした。
また、ブエノスアイレスで見たミュージカル「タンゲーラ」(オリジナル版)も凄く気に入っています。
ジュニオールの踊りと渋さに惹かれました。

「タンゴアルヘンティーノ」や映画に出てたパブロ・ベロンがミロンガに来て、全く普通のタンゴのステップをミロンガの曲の時、いとも簡単にこなしていた時は衝撃を受けました。

有名なダンサー達と身近に接していたのですね。
今のタンゴダンサーも素晴らしいですが、その頃のタンゴダンサーはキャラがとても濃いですよね。

タンゴに関してはパートナーとよく練習しました。
パートナーはいつの間にか変わってアメリカ人3人、ブラジル人、ロシア人、日本人と6人ぐらい組みました。

私が長く取っていたグループレッスンの先生は、映画「タンゴレッスン」にも出ていたグスタボ・ナベイラのある期間パートナーだったので、私のタンゴもグスタボのスタイルが結構入っていると思います。
そしてもう1人、世界中をタンゴの教えで回っていたトルコの先生にもかなり影響されました。
その先生はよく「私は世界で2番目に良い先生だ」と言っていました。1番はグスタボだと言っていました。

全てではありませんが、自分のスタイルには好きな先生・ダンサーの要素が入りますよね。

現在までタンゴについてどのような活動をされてきましたか?

ニューヨークで講師をしながら、アメリカンソーシャルダンスやアルゼンチンタンゴも習えるジャパンソーシャルダンスクラブという組織を立ち上げ、数年後日本に帰国して、パフォーマー、振り付け師、講師として活動してきました。
現在は渋谷にスタジオを持ち、主に東京と福岡で活動中です。

前回の遠藤真由美さんがおっしゃっていたようにマルチに活躍されているのですね。

ヨシ矢野さんにとって、タンゴの魅力は何ですか?

タンゴはダンスとしても他のペアダンスの常識ではあり得ない動きをします。

簡単な例ですと、どのペアダンスも2人の足が平行に動きますが、向かい合って同じ足が前後に同時に動くというやり方はありません。

基本のステップはあって無いようで皆初めからそれぞれの動きをします。そして音楽の取り方も組み方も自由です。なので1人1人の踊り方が皆違います。

こういう面からもタンゴは深いダンスで、もっと知ろう、もっとやりたいという欲求が出て来ます。

ある時組んでいた、ジャズダンスやバレエもできる女性ダンサーが、最近私以前より回れるようになったと言いました。つまり体の軸の精度が上がってバランスが良くなったという事です。

また、アルゼンチンタンゴしか踊ったことのない人が、私達のパーティーで別のダンスを踊ったとき、組み方や顔の向きは合っていませんが、フォローはどのダンスもビックリするくらいできるのです。他のダンスより相手の動きをよく感じているからです。

そしてタンゴは見栄えのするダンスです。
タンゴの音楽と独特の動き、まさに情熱と官能と気品が上手く混ざってるところですかね。

タンゴの基本的な動作の正面のカミナータは、他のペアダンスではあり得ない動きだったのですね(笑)
他のダンスを知っているからこその視点ですね。

今日は、ニューヨークでの話など、なかなか聞くことのできないおもしろいお話をありがとうございました。

紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

ジョルジュ高橋さんに渡したいと思います。

わかりました。依頼してみます。
本日はありがとうございました。

補足:この記事は2020年1月に取材しました。


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【#003】遠藤真由美さん

FJTA会員紹介リレー、第3回の紹介は 遠藤真由美さんです。
それではよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

早速、質問させていただきます。
タンゴ歴は何年ですか?

うーん…気がつくともう15年以上経ちますでしょうか。

タンゴを始めたきっかけは何ですか?

4歳のときからクラッシックバレエを習っていて、ずっと「ダンサーになる」という夢を抱いてました。

小学校の高学年にもなると、男性と踊るパドドゥのレッスンもお稽古に組み込まれてきました。その時に初めて、ソロの踊りとは異なる2人で踊ることで広がる可能性や体現出来ることを知って、その深さに惹かれていきました。

なるほど、小さい頃からずっとダンサーになりたかったんですね。そして、ペアダンスへの興味もあった。

20歳で進路について真剣に考え始めた時、幼少の頃から変わらず踊りに対する情熱を持ち続けていることに改めて気づきました。さらにペアダンスの面白さや可能性について考えていると、アルゼンチンタンゴが思い浮かびました。

アルゼンチンタンゴはまさに私の理想のダンスでした。大胆なドレスに大好きなハイヒール、そして横顔の美しいダンス、タキシードの男性、シリアスで哀愁のあるバンドネオンの音色。

そんな経緯で憧れだったタンゴの道へ。恩師である五十嵐純子先生の元へ弟子入りしました。

おー、Shuheiさんと同じく、五十嵐純子先生のところで始められたのですね。
タンゴを「横顔の美しいダンス」と解釈するあたりがおもしろいです。

現在、タンゴについてどのような活動をされていますか?

日々のレッスンを母体として、パートナーと自主公演や自主開催のイベントを定期的におこなったり、ショーの仕事やミロンガデモをしています。

大好きなタンゴで仕事をしていること、仕事をいただいていることは本当に有難いことで、生きがいに感じています。
ご期待以上の踊りをしたいと思って切磋琢磨している日々です。

それから、アルゼンチンタンゴはこんなに素晴らしい踊りなんだよ、というのを自分達の踊りを通して感じてもらえたら最高に幸せです。

仕事で生きがいを感じられるというのは幸せなことですね。

少し話題を変えて、好きなオルケスタを教えてください。

んー… なんだかんだで Osvaldo Pugliese でしょうかね?
ミロンガで遊んでいる時、メロディー調の旋律の美しい曲がかかると踊りたくなっちゃいます♪

好きなタンゴの曲を教えてください。

Desencuentro ~ Roberto Goyeneche
 破滅的でドラマティックな展開がたまらない。

Solamente Ella
 グッとくる。

Cantemos Corazon
 好み。

うーん、なんとなくですが、真由美さんの好みがわかってきたような気がします。

ただ一つ補足すると、大好きな曲だからこれでデモしたい~と思ってその曲で練習し続けると、練習し過ぎてもうこの曲聞きたくない~~ってなっていっちゃうの!!
わかります、この心情?

うーん、私はそんなに練習しないカエルなので、本当にわかることはできないかもしれませんが、理想の高いダンサーの方はそういうこともあるんだろうなと思います。

それでは、尊敬するタンゴダンサーを教えてください。

尊敬するタンゴダンサー、素晴らしいと思うダンサーは挙げはじめたら正直きりがないほどいますね。
サロンなのかショーダンサーなのかでも違いますし、ダンサーの年代によってもだいぶ。講師やコーチとして秀でている方もいらっしゃいますしね。

ただ、物事をゼロから考案して創り上げる方って個人的にとても尊敬します。例えば振付師とか。ショーのディレクターとか。
ですので近年、自身のカンパニーで世界中で公演を行う Gernan Cornejo の活動や功績に大変注目しています。
舞台芸術としてのアルゼンチンタンゴの可能性を彼らはそのブレない情熱と確かな技術と革新的なアイデアで見せ続けてくれている気がします。エールを送りたいです。踊りの好みや好き嫌いは別として、ああいう外の世界で先鋭的に発信し続けられる方って本当に貴重な存在だと思っていますので。

なるほどー、IMMORTAL TANGO や Break the Tango ですよね。

真由美さんにとってタンゴの魅力は何ですか?

男女が向かい合って、抱擁を交わした時にそこには1つの世界観やドラマが生まれるわけで…それは2人にとって無限のものです。
本来、そこにはこうでなければいけない、こうしなきゃいけない制約なんてものは無いのかもしれませんね。
勿論、お稽古やレッスンの時はそうはいかないわけですが…
あと、踊りに対する追求に終わりがないところ!常に新しい発見があり新鮮ですね♡

アブラッソから生まれる世界観やドラマ、素敵ですね。

真由美さんにとってタンゴとは何ですか?

人生の師のような気がします。
ある時は厳しく、ある時は心を撃ち抜かれることもあり、ある時はスウィートに。
お調子者の私に、いつも謙虚さという心を忘れるなと教えてくれる気がします(笑)

お調子者の面もあるんですね(笑)

タンゴを踊る上で大切だと思うことは何ですか?

私、最近思うのです。タンゴは自由な踊りだ!と確かにその意見は一理あるのですが、自由な発想やオリジナリティの背景には、裏打ちされた確実な技術や知識が必要だと思ってます。そこにハートの部分が加わればタンゴを伝えていく私達の役目として充分な効力を発揮すると信じてます。

なるほど、大切なのは、技術・知識+ハートですね。

タンゴを踊っていて良かったなと思うことは何ですか?

やはりいつまで経ってもタンゴに夢中で好きな事やらしてもらってますので精神的に豊かでいれますね。また、国籍、年齢、セクシャリティー、ステータス関係なしにお友達になれるというのも魅力ですね!

たしかに精神の豊かさは何にも代えられないですね。

今日はおもしろい話をありがとうございました。
好みの曲など真由美さんの意外な面を見れた気がしました。

紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

マルチに活躍される大ベテランのダンサー、ヨシ矢野先生にお願いしたいですv(^_^)v

わかりました。依頼してみます。
本日はありがとうございました。

補足:この記事は2020年1月に取材しました。


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【#002】Shuheiさん

FJTA会員紹介リレー、第2回の紹介は Shuheiさんです。
それではよろしくお願いします。

よろしくお願いします!

早速、質問させていただきます。
タンゴ歴は何年ですか?

12年です。

タンゴを始めたきっかけは何ですか?

タンゴを始める前は、ミュージカル、テーマパーク、ショーなどでダンサーを長くやっていましたが、その頃から「いつかは一生踊れるペアダンスを踊っていきたい」と思っていました。

そして「やるならアルゼンチンタンゴが自分に合っている、一番かっこいい踊りだ!」とずっと思っていました。

なるほど、ミュージカル系のダンサーの踊りの幅は本当に広いですが、ペアダンスはあまり多くないですよね。
いつ頃タンゴを始めたのですか?

30歳になって、人生の色々なタイミングが重なって「今だ!」と思う時があって、スタジオ「ラ・クンパルシータ」の五十嵐純子先生と荻野華一先生のもとを訪ねたのがきっかけでした。
「ラ・クンパルシータ」は今は麻布十番にありますが、その時は青山にありました。

おー、初めは「ラ・クンパルシータ」でしたか。五十嵐先生も荻野先生もFJTAの会員ですね。いずれこの会員紹介リレーにも登場されることでしょう。

現在はタンゴについてどのような活動をされていますか?

駒込にアルゼンチンタンゴスタジオ「リトゥモ 」をオープンして2年半になりました。

すでにタンゴを踊っている方はもちろん、新たにタンゴを始める方も楽しめる場を作りたい、そう思ってパートナーのYuriと一緒に自分たちの出来ること、アイデアを駆使して活動しています。

新たにタンゴを始める方も楽しめる環境作り、大切ですね。

タンゴにおける得意分野は何ですか?

作品を作ることです。
まず音楽と空間から受ける感覚をイメージ化して、やりたいことと見るお客様の気持ちのバランスを考えて素材(出来ること)を擦り合わせていきます。

この意識は、ミロンガを作るとき、DJをするとき、即興で踊るときも僕にとっては同じで、喜んでもらうことが喜びです。

なるほど、一方的ではないところがポイントのように感じます。

好きなオルケスタを教えてください。できれば3つまででお願いします。

Osvaldo Fresedo
Carlos Di Sarli
Osvaldo Pugliese

この秋はなぜかダリエンソをものすごく聞いたので、今は反動的にメロディーの美しいものを聞いてしまいます。

好きなタンゴの曲を教えてください。これもできれば3曲まででお願いします。

Invierno ~ Francisco Canaro
 歌いたい、下手だけど。

Bahia Blanca ~ Carlos Di Sarli
 なぜか出身の北海道を思い出すんです。

Recuerdo ~ Osvaldo Pugliese
 タンゴの思い出を語るのはもう少し先ですが。

Inviernoは、ぜひ歌ってYouTubeにアップしてください。

Bahia Blancaで故郷を思い出すのはわかる気がします。私も生まれ育った野池を思い出します。というのは冗談ですが、「Bahia Blancaが流れる北海道」美しいですね。

好きなワルツの曲を教えてください。

Corazon de Oro ~ Francisco Canaro
Lagrimas y Sonrisas ~ Juan D’Arienzo

好きなミロンガの曲を教えてください。

Taquito Militar ~ 小松亮太
Milonga de Buenos ~ Francisco Canaro

少し話題を変えて、
尊敬するタンゴダンサーを教えてください。

Roberto Herrera
Osvaldo Zotto

Shuheiさんにとってタンゴの魅力は何ですか?

大きな試練とそれを超える喜びを与えてくれます。挫折も沢山あるけど。
なかなかその実体をつかませてくれないのも魅力かもしれません。

抽象的な質問ですが、Shuheiさんにとってタンゴとは何ですか?

時に甘く囁き、時に追いかけても待ってもくれない。なんだろう… 猫みたい(笑)

翻弄されているのでしょうか(笑)

タンゴを踊る上で大切だと思うことは何ですか?

思いやりです。尊重する心だと思います。
これは多分そうだと思います。
つい忘れてしまった時、僕はすごくダサい踊りをしている気がする。

たしかにそれがないとペアダンスは踊れないでしょうね。つい忘れてしまうことがあることを告白するShuheiさんは正直ですね。

タンゴを踊っていて良かったなと思うことは何ですか?

人に恵まれました。師匠、先輩、友人、生徒さん、お客様。
時に大きな反省を促してくれるし、強い意志を要求してくれます。
それから、パートナーのYuriと息子のRikuと会わせてくれたことは本当に感謝です。

翻弄ではなく、人生に素敵なきっかけを与えてくれたわけですね(笑)
Shuheiさんの性格が垣間見えるおもしろい話をありがとうございました。

紹介リレーのバトンを渡す方はどなたにしますか?

遠藤真由美先生にお願いしたいです!!

わかりました。依頼してみます。
本日はありがとうございました。


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